時代による働き方の変化
会社員でも、時代とともに働き方は変わっていきます。
従来は、会社のオフィスに行き、そこで仕事をするのが一般的な働き方でした。
残業が間に合わなくて自宅に持ち帰って仕事をすることはありましたが、本格的に自宅で会社の仕事をすることはほとんどありませんでした。
ところが、1990年台後半から少し状況が変化します。
日本ではインターネットが普及してきました。
それにより、会社員の働き方もオフィスから自宅に移っていくことになります。
いわゆる、テレワークと呼ばれるものになります。
テレワークは、大きくわけて3つのかたちがあるのが特徴です。
雇用型のモバイル型
1つ目は雇用型の中でもモバイル型になります。
モバイル型の特徴は、会社に勤務をしながら会社の外に出て移動しながら仕事をすることを言います。
インターネットが繋がる環境であれば、どこでもできる仕事もあります。
企画をしたり、会社で作成した書類にミスがないかチェックするような仕事です。
このような仕事はわざわざ会社のオフィスに滞在しなくても、移動中の自動車、新幹線などで行うことが可能です。
自動車の中の場合は、Wi-Fiにつなぐことが必要になります。
雇用型の在宅型
2つ目は、雇用型の中でも在宅型です。
この形態は、会社に勤めてはいるものの、主に自宅で仕事をするため、子育てや介護をしている人にメリットがあります。
従来であれば、子育てや親の介護をしなければならない場合は、早退をしなければならないか、あるいは会社をやめないといけませんでした。
ですが近年は、インターネットに接続できる環境で、なおかつ自宅でもできる仕事であれば、自分のペースで好きな時間に仕事をすることは可能です。
自営型のモバイル型
3つ目は、自営型のモバイル型になります。
会社員とは少し異なりますが、自営で仕事をしながらも従来のように一か所にとどまらず移動をしながら仕事をするテレワークです。
短期利用型のレンタルオフィスを借りる人も多くなるでしょう。
それ以外でも、自営型で、パソコン一台を持ってカフェなどで仕事をするノマドワークなどもあります。