WEBデザイナーはどうやってWEBサイトを作っているのか
今やSNSやブログで誰もが情報を世界中に発信できる時代ですが、自分でWEBサイトをデザインすることができれば自由の幅が広がります。
WEBサイト制作には専用のソフトもあり初心者でも簡単に自分好みのWEBサイトを制作できますが、WEBデザイナーとなればこれらのソフトを使わなくとも、WEBサイトの”設計図”であるHTMLタグを入力して自由にWEBサイトを制作しています。
こうした手作りのWEBサイト制作において必ず気をつけなくてはならないことの1つに、文字コードの指定があります。
これが正確に行われていないと、WEBサイトとして開いた時に文字化けを起こしてしまいます。
そもそも文字コードとはどういったもので、なぜ文字化けは起きるのでしょうか。
文字コードとは
コンピュータは0と1を使った二進数で全ての処理をこなしており、人間の文字のひとつひとつもコンピュータが理解出来る情報に書き換えられたものを認識しています。
人間の文字とコンピュータの文字を変換する法則、それを文字コードと呼びます。ところがこの文字コード、実は1種類ではありません。
そして、言語によっても異なります。
日本語の場合、Shift-JIS、EUC-JP、UTF-8といったコードがよく使われていますが、これ以外にも種類があります。
文字化けとは
文字化けとは、コンピュータ用に書かれた文字をコンピュータが異なる文字コードを使って読んでしまった時に起こります。
それではなぜ、このようなことが起こるのでしょうか。
通常、インターネットの際に用いるWEBブラウザは、WEBサイトのHTMLタグを読み取った際に適切な文字コードを解釈し、人間の文字として表示します。
WEBサイト制作の際には、HTMLタグを読み取る適切な文字コードを指定する必要があります。
ところがこの指定を間違ってしまうと、WEBブラウザが異なるコードで読み取ってしまい文字化けを起こしてしまうのです。
どんなに設計図が綺麗に書けていても、それをコンピュータに適切に読み取ってもらえなければ意味がありません。
思わぬところで躓かないためにも、文字コードのチェックはしっかりおさえておきましょう。