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ネガティブSEOとは?
特に思い当たることもないのに、サイトの表示が大幅にランクダウンしたなら、ネガティブ記事による逆SEOの攻撃を受けているかもしれません。
これはネガティブSEOと呼ばれることもあり、大きな問題となっています。
元々検索エンジンのアルゴリズムには、スパムを判断する機能があります。
それを利用して、ネガティブSEOでは何千もの悪質なリンクを作成することで、ターゲットのWebサイトを攻撃します。
検索エンジンには、それが悪意ある攻撃と判断できないため、ターゲットとなったWebサイトに対して、リンクペナルティを与えます。
すなわち、順位が下がり、アクセス数にも多大な被害が及びます。
こうした性質から、ネガティブSEOは偽装工作と見ることもできます。
様々な攻撃方法
またネガティブSEOの攻撃には、ターゲットのコンテンツをコピーして、ネット上にばらまくという手法もあります。
さらにターゲットのサイトに対して、プライベートなリンクネットワークを作成します。
その上で、スパムと判断されるような品質の低いリンクのプロフィールを多数構築します。
またターゲットのサイトの評価を下げるために、SNSで偽のプロフィールを作ることもあります。
そして、例えばターゲットのサイトへリンクを貼る場合は、幼児ポルノのような公序良俗に反するテキストにアンカーをつけます。
こうした攻撃は、現実に発生しています。
検索順位が理由なく急激に堕ちてしまったターゲットサイトが、複数存在しています。
対策は?
しかしSEOを理解し、信頼性の高いWebサイトを持っていれば、攻撃を受けても甚大な被害には至りません。
ただし作られたばかりのサイトで、検索順位要素に対して何も対策していないWebサイトは、危険です。
ネガティブSEO攻撃を防ぐためのモニタリングや警告もあるため、活用すると良いでしょう。
またAhrefsというツールを使って、メール通知のステータスをこまめに変更すれば、不正リンクをされた時に、迅速に対応できます。