何の商品を売っているのか一目で分かるデザイン

世の中に沢山あるECサイトの中でも売れているサイトのデザインにはいくつか共通点があります。

では、商品が売れるデザインとはどのようなものなのかというと、まずファーストビューで何を売っているサイトか一目でユーザーに伝えているというものです。

ファーストビューとは、ユーザーがウェブサイトを訪れた時に、何もスクロールしないでも見る事が出来る最初の画面の事です。

この画面で、何を売っているかいまいち分からないと、ユーザーは中を見る事無くすぐに出て行ってしまいます。

どんなに格好いいサイトにしても、ユーザーが第一印象で分かりにくいと判断してしまえば何の意味がありません。

その為、とにかくこの最初の画面に何の商品を売っているのか一目で分かるような内容にしてユーザーの興味を引くという事が良いです。

また、情報をきちんと整理するという点も重要です。

サイトに色々と情報を載せたい気持ちはよく分かりますが、情報が整理されていないでごちゃごちゃしていると、ユーザーにとっては非常に見にくく購入意欲もそそられません。

何が必要で、何が不必要なのかをしっかりと見極めて、無駄な内容は思い切って省いてしまう事が重要です。

そうする事で、売りたい商品の良さが引き立つようになり、その結果沢山のユーザーが興味をもってくれるようになります。

キャッチコピーにはこだわろう

では、具体的にどのような対策をすれば良いかいくつか例を挙げてみると、まず商品画像は正方形にして、商品の価格や送料といった文字入れを行うという点です。

一昔前は、デジカメの標準サイズだった4対3の縦横比率の画像が主流でしたが、現在では正方形の画像サイズが主流となっています。

その為、特に若いユーザーを取り入れたい場合は、画像は正方形にした方が良いです。

何故なら若いユーザーは正方形の画像の方が見慣れており、違和感なく受け入れてもらえるからです。

いつまでも4対3の縦横比率の画像にしていると、古いECサイトと判断されてしまう可能性があります。

そうならない為にも画像は正方形にし、そこに分かりやすく文字を入れる事で、サイトを見た人の興味を自然と引く事が出来ます。

また、特集バナーやカテゴリーバナーに文字を入れる場合はキャッチコピーにこだわると良いです。

特に注目をさせたい所は、よくある一般的なキャッチコピーよりも、店独自のキャッチコピーを考えて使った方がユーザーには強く印象が残ります。

他のお店が考えつかないようなものを生み出すのはかなり難しいですが、それでもオンリーワンのものを載せた方が必ずユーザーの目は引きます。

文字を読まなくてもユーザーに興味を持ってもらえるような画像

他にもいちいち文字を読まなくても、一瞬で商品情報を理解出来るような見た目にするというのも重要です。

ユーザーの中には、いちいち細かい文字情報を読まない人も結構います。

特にインターネット上の文字は、本や雑誌と比較してもかなり読みづらいという事は言われているので、出来るだけ多くのユーザーに商品に興味を持ってもらうには出来るだけシンプルなものにする必要があります。

商品画像やバナーだけを確認して、すぐに出て行ってしまう人もいる為、如何にユーザーが接触した短い時間で興味を持ってもらい、商品の詳細ページまで誘導出来るかが重要です。

その為には、1枚の商品画像にかかっているといっても過言ではないので、とにかく文字を読まなくてもユーザーに興味を持ってもらえるような画像デザインにしましょう。

それからなるべく背景色は白にするというのも大切です。

商品のジャンルにもよりますが、売れるECサイトの共通点としては、背景色が白に設定されているという点です。

白であれば、どんな商品を載せていても決してイメージを邪魔する事はありません。

しかし、背景が真っ黒であった場合、ユーザーはどこか怪しさを感じてしまいます。

高級なブランド商品を取り扱っているような専門店であれば、黒も良い方に働く可能性がありますが、一般的な商品を販売するサイトではあまり良い印象を与えないのでやめた方が良いです。

最大の目的はユーザーに商品を買ってもらう事

あと、あまりかっこつけない方が良いというのも重要です。

ユーザーにおしゃれなサイトと感じさせる事は確かに必要ですが、それに固執しすぎてはいけません。

最大の目的はユーザーに商品を買ってもらう事なので、そこははき違えないようにしましょう。

どんなにおしゃれで格好いいサイトでも、商品が売れなければ何の意味もありません。

このように売れるECサイトのデザインにはいろいろと特徴があります。

そのどれもが、ユーザー目線にたったものばかりです。

ただ格好いいからという事ではなく、ユーザー目線にたって商売していく事が重要です。

正直ユーザーはサイトのデザイン性などあまり興味がありません。

如何に魅力的な商品に出会えるかを求めているので、あまり見た目ばかりを気にかけるのではなく、あくまで見た目はシンプルにして、商品を最大限にアピールするようなデザインにする事が求められています。

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