保管される仕組み
WordPressの管理画面で設定した項目や作成した記事内容などのデータはデータベースに保管される仕組みになっています。
データベースを用意するための方法はいくつかありますが、一般的にはサーバーを借りるという方法がよく用いられています。
サーバーを貸し出すサービスをレンタルサーバー、ホスティングサーバーと呼びます。WordPressをインストールするとテーブルが自動的に作成されます。
このテーブルに各種データを保管することができます。
テーブルごとに保管できるデータが異なっていて、例えば「wp_commentmeta」というテーブルにはコメントなどのメタデータ、「wp _ post」というテーブルには投稿記事やページ、ナビゲーションメニューなどが保管されます。
メタデータとはあるデータに関する情報を持ったデータのことです。
データについてのデータということから、上位を表すメタという言葉が付いています。
MySQLとは
WordPressを使用するためにはデータベースが必要であり、そのためにはレンタルサーバーなどを利用するのですが、そのレンタルサーバーの選び方も非常に重要となります。
WordPressがしっかりと動作するためにはPHPとMySQLを利用できることがポイントになります。
PHPとはホームページに表示する内容を命令するプログラム言語の一種です。
MySQLとはデータベースの一種です。
PHPにしても、MySQLにしてもバージョンが存在し古いバージョンでは動作をしない、セキュリティ的な不安があるといったことも考えられます。
そのため、その時点で比較的新しいバージョンを動作できるかどうかを確認しておく必要があります。
そのバージョンが新しいかは使用を始めるタイミングによって変わるので、インターネット検索などでチェックすることをおすすめします。
レンタルサーバー選びも大事
最近ではWordPressの自動インストール機能を備えたレンタルサーバーが登場しています。
このレンタルサーバーは操作が比較的簡単であり、短時間でインストールできる点も魅力です。
公式マニュアルにもレンタルサーバーの情報があるので見ておくと役立つ可能性があります。
データベースを用意する手段として選択されるレンタルサーバーではありますが、実際にはその選び方次第で快適性が変わることもあります。
そのため、様々な情報を入手しつつ、どのレンタルサーバーを使うのが良いのかを考える必要があります。